第11回出場選手

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1、佐藤駿氏 東京プリンスホテル
「Flip Side」フリップサイド
〜共鳴する伝統と確信〜
KWV クラックスランドドライ・ジン30ml
リーガル・ローグライブリー・ホワイト白10ml
日本の果実 愛媛県産紅まどんな20ml
プレミアムジンジャービア40ml
馬告(マーガオ)
ガーニッシュ/デコレーション
馬告

「サウスサイド」の革新、「フリップサイド」。
レコードのB面を示す用語で、主要な曲のテーマを補い、裏側で輝く。
南アフリカ原産の成分由来の芳醇なジンが、ハーブや柑橘と奏でる伝統の清涼感に、生姜と柑橘香を持ち「伝統」「繁栄」をを意味する名のスパイスで新たな一面を加えた。シトラス&スパイシーな1杯。
食の塩味や旨味、基盤のレシピに込められた思いと共鳴する余韻を、
伝統の幕開け当時を表現した意匠のグラスと共に

サウスサイド

ドライジンをベースに、レモンジュースとシロップを合わせ、
ミントの葉を加えたカクテル。卵白を使用する場合もある。
禁酒法時代に、シカゴのサウスサイドでアル・カポネなどのギャングが愛飲していたロングドリンク。
ノースサイドのギャングのカクテルと区別するために「サウスサイド」と名付けたとも言われている

2、前田朋宏氏 大阪ステーションホテル オートグラスコレクション
「Lierre」リエール
〜美しい絆〜
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ペシェ25ml
ペール・マグロワールX.O.ペイドージュ15ml
リーガル・ローグボールド・レッド赤15ml
ジャカールモザイク・ブリュット白95ml
ライムピール1wedge
ガーニッシュ/デコレーション
缶つまミックスオリーブ(黒)、食用金粉、やタイム、ライムピール

他愛もない会話に心ほどける仲間との時間。
蔦の様にゆっくりと絡まり、それは人生を彩る「絆」となる。
この縁はまるで、なかなか見つからないよつばのクローバーのよう。
出会えた奇跡に感謝して、今宵は特別な一杯を。
カルヴァドスのコク、ベルモットのハーブ香、シャンパンの上品な酸が「日南どり炭火焼き」ろ響き合い、美味しさを引き立てます。
「フレンチ125」を再構築した、大切な日の乾杯に相応しい魅惑的なカクテルです。

フレンチ125

ブランデーをベースにレモンジュースとシュガーシロップを加えてシェイクし、シャンパンを満たす。
ドライ・ジンベースの「フレンチ75」のバリュエーション。
フレンチ75は第一次世界大戦中に、フランスが採用した75口径の大砲の名前にに由来。こちらは125口径の大砲。

3、矢野楓馬氏 名古屋マリオットアソシアホテル
「Steady Heart」スタディハート
ネルソン・ブラザーズクラシックバーボン40ml
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ミュール10ml
ウニクム10ml
エルダーフラワートニックウォーター30ml
スペアミント10springs
ガーニッシュ/デコレーション
スペアミント

ミント・ジュレップは、苦い薬を飲みやすくする為の水として生まれ、時代と共に形を変えながらも人々の心と体を癒してきた。
歴史あるミント・ジュレップに、100年の時を超えて蘇ったネルソンズ・グリーン・ブライヤー蒸留所の魂と現代的感性を融合させ、過去と現在、未来を繋ぐネオクラシックカクテルへと生まれ変わる。
「Steady Heart」伝統と革新を一杯に込め、変わらぬ意志を未来へ紡ぐ。

ミントジュレップ

ケンタッキー・ダービーのオフィシャルドリンク。
1875年にアメリカのケンタッキー州で第1回ケンタッキーダービーが行われた際に、クラブハウス内でバーボンウィスキーをベースとしたミントジュレップが提供されたことが始まり。バーボンウィスキーと砂糖、ミントの葉でビルドし、ソーダを加える。

4、入川敏和氏 Bar COLUMBA
「Re:birth cafe」リバースカフェ
イーガンズフォーティテュード30ml
ペマルティンペドロ・ヒメネス20ml
ウニクム1tsp
炭火焼き珈琲無糖30ml
牛乳30ml
ガーニッシュ/デコレーション
オレンジピール、グリオッティン、シュガーシロップ、ローズマリー、アニスシード

1940年代のアイルランド。
極寒の中、人々の心と体を暖め生きる力を与えたアイリッシュコーヒー。
時代の流れの中で衰退したアイリッシュウィスキーも人々の不屈の精神によって再び蘇る。
シェリーの濃厚な甘味、ウニクムの奥深い香り、コーヒーの酸味とコクが織りなす、過去と現在を繋いだ新たな調和。
現代の感性で生まれ変わり、季節を問わず楽しむ事が出来るこのカクテルとのフードペアリングをご賞味ください。

アイリッシュコーヒー

1940年代のアイルランドの国際線の中継地であった空港のバーでシェフとして働いていたショー・シェリダンが、極寒の中で乗り継ぎの飛行機を待つ乗客に温まってもらおうと考案した。
アイリッシュウィスキーにブラウンシュガーと濃く淹れたホットコーヒーでビルドし、生クリームを加える。

5、

7、正木夢乃氏 ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町
「Ardent amor」アーデントアモール
〜愛しき人へ〜
マッド・マーチ・ヘアポティーン40ml
本家松浦とうがらし梅酒20ml
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ミュール15ml
レモンジュース15ml
マルガリータソルト
ガーニッシュ/デコレーション
オレンジピール、ベルローズ

亡き恋人を想ってつくったとされるカクテル「マルガリータ」。
「愛」とは与えられるものではなく、相手のことを想って心の中で育てるもの。
愛する気持ちが私たちに生きる力を与えてくれる。
世界最古の蒸留酒といわれるポティーンをベースに胸が熱くなるようなとうがらしの梅酒と甘酸っぱい果実を加え、愛する気持ちをグラスの中に表現致しました。
静かに想い続けるLove。それがこのグラスのテーマです。

マルガリータ

ロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサーが1949年に開催された全米カクテルコンテストで3位を獲得したカクテル。
メキシコ原産のテキーラとホワイトキュラソー、レモンジュースをシェイクし、ソルトスノースタイルのグラスを使う。
「マルガリータ」は彼の初恋の相手の名前で、彼女の故郷がメキシコだったことからその名前を付けたという。

8、小林葵斗 横浜ベイシュラトンホテル&タワーズ
「Pair side」ペアーサイド
KWVブランデー12年30ml
アリーゼゴールド・パッション30ml
にっぽんの果実愛媛県産紅まどんな40ml
ガーニッシュ/デコレーション
KWVブランデー12年、いちごパウダー、オレンジピール、レモンピール

『食事』いつも隣には飲み物があり、料理の魅力を引き立てる。
『Side Car』のカクテル言葉は、『いつもふたりで』。
缶つまと寄り添うペアーはカクテルで表現し、かけがえのない存在となる。
KWVブランデー12年の芳醇な余韻にアリーゼの華やかな風味と紅まどんなの爽快感が、日南どりの旨みを際立たせて食欲をそそる1杯。
『Pair Side』運命的な出会いがもたらす幸福をあなたへ。

サイドカー

パリのハリーズ・バーのバーテンダー、ハリー・マッケルホーンの作。
最初にホワイトレディを考案し、そのベースをブランデーに変えて作ったのがサイドカーである。
副材料はホワイトキュラソーとレモンジュースで、シェイクで作る。
名前は常連客の将校がいつもサイドカー乗ってきたことによる。

9、大澤亘氏 ホテルメトロポリタン高崎
「Pear Ring」ペアーリング
〜食とカクテルを繋ぐ輪〜
ジャカールモザイクブリュット白60ml
ペール・マグロワールフィーヌ・カルヴァドス30ml
にっぽんの果実山形県産ラフランス40ml
レモンジュース5ml
ガーニッシュ/デコレーション
缶つまミックスオリーブ、ベルローズ、レモンピール、オレンジピール

テーマである「ペアリング」という言葉の響きから発想をスタートさせ、洋梨と(PEAR)と、それを原料とするカルヴァドスを使用したベリーニスタイルのカクテルを創作いたしました。
仕上げに加えるシャンパーニュは全体にボリューム感と長い余韻を与え、日南どりの炭火焼きが持つジューシーで香ばしい味わいをより一層引き立てます。
食とカクテル、それぞれの味が結びつき、繋がることで生まれる「輪」をお楽しみください。

ベリーニ

1948年にイタリアのヴェネツィアはサンマルコにあるハリーズ・バーの
ジュゼッペ・チプリアーニが考案したカクテル。
彼が好きだったイタリアルネサンス期の画家ジョヴァンニ・ベッリーニの鮮やかなピンクの絵画にヒントを得て、白桃のピューレにプロセッコを合わせて作った。

10、村上稔希氏 ホテル椿山荘東京
「Local Beauty」ローカルビューティー
単式27度3650/麦焼酎20ml
芳醇マンゴー30ml
ライムジュース10ml
ジンジャーエール40ml
ガーニッシュ/デコレーション
K&Kレッドチェリー、ライムピール、ベルローズ

着想元はキューバ老舗レストラン・バーの名物カクテルのカンチャンチャラ。
レシピのシンプルさゆえに様々なアレンジができるこのカクテルをペアリング食材である日南どりの産地、宮崎に焦点を当ててご当地材料でツイストしました。
ベースには樽熟成をした宮崎麦焼酎と国産のラム酒を使用し副材料にはマンゴーとへべすをイメージしたライムを加え生姜をアクセントに仕上げました。
ご当地同士のペアリングをお楽しみくださいませ。

カンチャンチャラ

キューバのトリニダで誕生したカクテル。トリニダはかつて砂糖産業で栄えた町で、サトウキビを原材料とした地酒の蒸留酒アグアルディエンテと蜂蜜、ライムジュースを使用して、ビルドで作る。
陶器職人が素焼きの専用容器を産み出し、以降は陶器の器で提供されている。

11〜20

11、坂本久幸氏 ホテルニューオータニ大阪
「Amorosa」アモローザ
フーバカシャーザ50ml
本家松浦無添加生ゆず酒の素20ml
黒佐藤5g
KOKUBUクラブ・ソーダ20ml
ローズマリー2springs
ガーニッシュ/デコレーション
ローズマリー

ブラジルではハーモニーもとれた良いお酒を‘アモローザ‘「愛がいっぱいだね」と表現します。
大航海時代に伝わった収穫祭フェスタジュニーナ。
ここでは伝統料理やカシャーザベースのカクテルが提供されます。
ペアリングの流れを汲み、ベースはワインのようなアロマとスムーズな口あたりのクラフトカシャーザー‘フーバ‘。
和テイストを加え、サトウキビ畑の農夫の麦わら帽子の風貌に仕上げた
ネオ・カイピリーニャを考案しました。

カイピリーニャ

ブラジルの国民酒として名高いピンガに砂糖とライムを加えてビルドしたもの。
1918年から起こった「スペイン風邪」をきっかけに、もともと風邪をひいた時などに飲んでいたライムと蜂蜜、にんにくなどを合わせた飲み物から生まれたといわれる。ブラジルの国民的カクテルである。

12、桝谷美咲氏 BAR CAPE
「Aromatic Bloom」アロマティックブルーム
ネルソン・ブラザーズクラシックバーボン40ml
芳醇 ブラッドオレンジ20ml
シュガーシロップ5ml
ピンクペッパー6pieces
KOKUBUクラブ・ソーダ60ml
ガーニッシュ/デコレーション
グレープフルーツピール、ピンクペッパー、パセリ

今や皆様に広く浸透しているハイボール。
しかしバーテンダーが創り出すのは、お酒の特性を生かした一歩先のハイボールです。
空気に触れると香りが花開くネルソン・ブラザーズクラシック・バーボンの特徴をスローイングという手法を以て最大限に生かし、マドルとして香り咲くピンクペッパーの香りと融合で新たな風味を創り出します。
酸味と甘味を整えて、出来上がるのは…。

ハイボール

アメリカの開拓時代、鉄道ではボールの上がり下がりで「進行」と「停止」を表すボール信号機が使われていた。
ある鉄道員がそのボールが上がる度にバーボンをソーダで割って一気に飲み干していたことから、ウィスキーのソーダ割りが「ハイボール(High Ball」と名付けられたとも言われている。

13、谷内良輔氏 BAR MADURO
「Maestria」マエストリア
ジャカールモザイク・ブリュット白60ml
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ミュール10ml
コカレロ・デ・アルトゥーラ5ml
にっぽんの果実東北産白桃(あかつき)40ml
トマトジュース10ml
ガーニッシュ/デコレーション
食用金粉、ラズベリーパウダー、レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ミュール

ルネサンスの精神は、両家ベリー二を始めとする巨匠たちから受け継がれ、イタリアからフランスへと伝わり、今も創造の源として息づいています。
マエストリアという言葉もまた、両国の中で磨かれた精神の象徴。
想いを重ね、文化を繋ぎ、自然と想いを融合させ新たなスピリットを宿し時代は進化していきます。
先人達から託された技術と情熱。新たな領域への挑戦。
その全てをこの一杯に込めて、これが私のマエストリアです。

ベリーニ

19481948年にイタリアのヴェネツィアはサンマルコにあるハリーズ・バーの
ジュゼッペ・チプリアーニが考案したカクテル。
彼が好きだったイタリアルネサンス期の画家ジョヴァンニ・ベッリーニの鮮やかなピンクの絵画にヒントを得て、白桃のピューレにプロセッコを合わせて作った。

14、阿部渉氏 ホテルニューグランド
「千年翠」センネンミドリ
〜変わらぬものの美しさ〜
ペマルティンフィノ40ml
リーガル・ローグデアリングドライ白15ml
長期熟成梅酒神領梅の匠藤岡ジャカールモザイク・ブリュット白70ml
大葉2leaves
ガーニッシュ/デコレーション
笹の葉

日本で初めて考案されたカクテル「バンブー」。
100年以上飲まれ続けてきた歴史に敬意を表し、「変わらぬものの美しさ」をイメージしてバンブーのレシピを受け継いだネオクラシックカクテルを創作しました。
名を「千年翠」どんな時も変わらないという意味で、日本の文化や味わいが変わらず続いてほしいと思いを込めて名づけました。
凛と立つグラスに和の香りを纏いながら竹を割ったようなスッキリとした余韻をお楽しみください。

バンブー

シェリー・ベースカクテルの代表格のひとつ。
ドライ・シェリーにドライ・ベルモット、オレンジビターを合わせてステアする。
ドライ・ベルモットを使う現在の標準的なレシピは、1890年(昭和23年)に、横浜グランドホテルの支配人であったルイス・エッピンガーが考案し、世界に広めた。

15、山田真美氏 ホテルグランヴィア京都
「Timeless Light」タイムレスライト
〜色褪せぬ友情〜
ネルソン・グリーン・ブライヤーテネシーウィスキー30ml
リーガル・ローグライブリーホワイト白15ml
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・カシス・ド・ディジョン15ml
レモンジュース1tsp
トニックウォーター30ml
ガーニッシュ/デコレーション
レモンピール、オレンジピール

照りつける日差しが和らぎ、水平線が夕焼けに染まる。
頬を撫でる風が夏の終わりと秋の訪れを感じさせる。
茜色のカクテルが渇いた喉を潤し、芳醇な香りが懐かしい記憶の扉をそっと開く。
グラスを傾ける度、遠い日の旧友の笑い声が蘇る。
過ぎ去りし日の温もりは、まだ見ぬ未来への光となる。
時を超え距離を超え…輝かしい未来に乾杯。

オールドパル

「古い友人」または「懐かしい仲間」という意味のこのカクテルは、パリのハリーズ・ニューヨーク・バーのバーテンダーであったハリー・マッケルホーンの作。
ライウィスキーに、ドライベルモットとカンパリをあわせてステアする。
カクテル名は彼の友人であるアメリカの有名なスポーツ記者に因む。

16、藤原楓氏 BAR倉吉
「Southern Sunny Feast」サザンサニーフォレスト
〜食彩の饗宴〜
トマーティン12年30ml
豊潤マンゴー25ml
レリティエ・ギュイヨクレーム・ド・ペシェ15ml
日本果実愛媛県産紅まどんな20ml
ジャカールモザイク・ブリュットハーフ20ml
ガーニッシュ/デコレーション
オレンジピール、レモンピール

鳴り響く祝砲が饗宴の始まりを告げ、太陽と大地恵みが食卓を彩る。
燦々と降り注ぐ陽光をたっぷり浴びたマンゴーの甘美な香りが広がり、歳月を重ね深みを増したウィスキーを包み込む。
シャンパンの泡が弾け炭火焼き香りがさらに拡がるように祝宴への歓声は最高潮へ。
Southern Sunny Feast
それは日南の太陽と大地の恵みに育まれる食彩の饗宴。

フレンチ95

第一次世界大戦でフランスが採用した75口径大砲に由来する「フレンチ75」のバリュエーション。
「フレンチ75」はドライ・ジンとレモンジュース、シュガーシロップをシェイクし、シャンパンで満たす。
このベースをバーボンウィスキーの替えたものが「フレンチ95」。
こちらも大砲の口径に由来する。

17、近藤絃太氏 名古屋東急ホテル
「Sylvatina」シルヴァティーナ
〜秘められし森の王女〜
KWV クラックスランドドライ・ジン30ml
コカレロクラシコ20ml
リーガル・ローグライブリーホワイト白10ml
レモン1pinch
メディタレーニアントニックウォーター60ml
ガーニッシュ/デコレーション
レモンピール、エディブルフラワー、南天の葉

王家を囲む秘められし森。澄み渡る香りに誘われ、心は静かに導かれていく。
KWVジンとコカレロが織りなす、芳醇で奥深いハーバルの調べ。
洗練された余韻を添えるリーガル・ローグが、気品と静けさをまとい、料理の味わいすらそっと引き立てる。カクテルの王「マティーニ」の血を受け継ぎ、その麗しき娘として凛と君臨する王女「シルヴァティーナ」。
伝統を継ぎ、人々を魅了する。新たな伝説が今、静かに幕を開ける。

マティーニ

時代を超えて多くのカクテルファンに愛される′′カクテルの王様′′。
ドライ・ジンとベルモットをステアしてカクテルグラスに注ぎ、カクテルピックに刺したオリーブを飾る。
辛口のカクテルの代名詞で、辛口度のこだわりエピソード豊富。
誕生については諸説あり、著名人にまつわるストーリーも多数ある。

18、真田晴生氏 ホテル日航金沢
「Juniper Cooler」ジュニバークーラー
トマーティン12年30ml
リーガル・ローグライブリーホワイト白10ml
ヘイマンズオールド・トム・ジン10ml
レモンジュース10ml
ガーニッシュ/デコレーション
レッドチェリー、ローズマリー

19世紀頃に誕生した、ジョン・トムコリンズ。
杜松の実が原料のジンを使用することで、ジョン・コリンズベースがジンから、ウィスキーへ時代と共に移り変わったレシピを再現。
トマーティンが誇る自然や杜松の実が茂る丘を想像し、オーガニックのリーガルローグやローズマリーの香りで、日南どりの炭火焼きを際立たせます。
トマーティン蒸留所のシンボルカラーである、赤色を華やかな飾りで表現いたしました。是非ご賞味ください。

ジョン・コリンズ

19世紀後半に、ロンドンの「リアマーズ・コーナー」のヘッドウェイターである
ジョン・コリンズが考案したカクテル。
ウィスキーとレモンジュース、シュガーシロップを、氷を入れたコリンズグラス注ぎ、ソーダで満たす。当初はジュネバ・ジンをベースに作られていた。

19、山形昇司氏 Salon Bar Thistle
「Sérénité d’or」セレニティ ドール
〜魅惑のひなた〜
ペール・マグロワールV.S.O.P.ペイトージュ20ml
コカレロ ヴィーダ20ml
にごり梅酒20ml
パイナップルジュース45ml
ライムジュース5ml
ガーニッシュ/デコレーション
パイナップル、マラスキーノチェリー、花穂紫蘇

温暖な気候や美しい自然が生み出される癒しの空間は、太陽の光が真っ直ぐに当たる場所として、古くから日向に国と呼ばれる。
情熱的でトロピカルカクテルとして知られる′′マタドール′′をツイストし、明るく陽気な南国を融合させる夏の喉を潤す爽やかな味わいに。
麗らかな日差しが安らぎに満ち、この魅惑の一杯が胸に刺さる。

マタドール

スペイン語で「闘牛士」という名前のカクテル。
テキーラにパイナップルジュースとライムジュースを加えてシェイクする。
20世紀中期に生まれたと言われ、とくに1959年〜1960年代のアメリカで、
テキーラベースのカクテルの人気が高まるとともに注目されるようになった。

20、末永彩馨氏 ホテル日航福岡
「storyteller」ストーリーテラー
〜後世に遺すもの〜
ネルソン・ブラザーズクラシックバーボン45ml
本家松浦ゆずサワーの素20ml
グレープフルーツジュース20ml
シュガーシロップ5ml
ガーニッシュ/デコレーション
グレープフルーツピール、ミント

1930年に誕生し、時代を超えて愛され続けるカクテル「ブラウンダービー」
ネルソン・ブラザーズクラシックバーボンのオーク樽由来のスパイシーな余韻と柚子の独特な苦味、グレープフルーツの爽やかな果汁が絶妙に調和し、炭火焼きの香ばしさを引き立てます。
過去の栄光や苦難を振り返りながら、今この一杯を味わい、未来への希望とともに物語を紡ぎ続ける。
深い余韻とともに、時代を超えたつながりをご堪能ください。

ブラウンダービー

1933年に、ハリウッドにあったヴァンドーム・カフェのバーテンダーが考案したカクテル。
バーボンウィスキーとグレープフルーツジュース、ハニーシロップをシェイクする。
カクテル名は当時ハリウッドで人気だったレストラン「Brownでrby」に因んだものとされている。