🍸はバーテンダー協会の公式カクテルブックのレシピです
1〜10日
ウォッカ・アップル・ジュース「強さと優しさ」8月1日 ステア
🍸ウォッカ45mlアップル・ジュース適量
ウォッカ40mlアップル・ジュース適量アップル・スライス数片
※スクリュードライバーのオレンジ・ジュースをアップル・ジュースに替えたもの。
マイ・タイ「賞賛」8月2日 シェイク
🍸ホワイト・ラム45mlオレンジ・キュラソー1tspパイナップル・ジュース2tsp
オレンジ・ジュース2tspレモン・ジュース1tspダーク・ラム2tsp
ホワイト・ラム45mlホワイト・キュラソー1tspパイナップル・ジュース2tsp
オレンジ・ジュース2tspレモン・ジュース1tspダーク・ラム2tsp
※マイタイとは「最高」を意味するタヒチ語である。華やかな色彩りのトロピカル・カクテルの女王
カンパリ・ビア「ご機嫌」8月3日 ビルド
ビール適量カンパリ30ml
コロネーション「あなたを知りたい」8月4日 ステア
🍸ドライ・シェリー30mlドライ・ベルモット30mlオレンジ・ビター2dash
マラスキーノ1dash
※Coronationとは戴冠式のこと。これまで、各国の戴冠式のたびにさまざまなコロネーション・カクテルが発表されているが、上記処方はもっとも古いものとされている。この他によく知られているコロネーション・カクテルには次にようなものがある。
ホワイト・サテン「程よい関係」8月5日 シェイク
🍸コーヒー・リキュール20mlガリアーノ20ml生クリーム20ml
※Satinはしゅす、サテン(なめらかで光沢のある繊維物)。
ラム・クーラー「称賛」8月6日 シェイク
🍸ラム45mlライム・ジュース20mlグレナデン・シロップ1tsp
プレーン・ソーダ適量
エバ・グリーン「晴れやかな心で」8月7日 シェイク
テキーラ30mlクレーム・ド・マント・グリーン15mlガリアーノ10ml
パイナップル・ジュース90ml
アラウンド・ザ・ワールド「冒険」「人を助けて励ます優しい白馬の王女様」
1月4日・8月8日 シェイク
🍸ドライ・ジン40mlグリーン・ペパーミント10mlパイナップル・ジュース10ml
マンハッタン「切ない恋心」8月9日 ステア
🍸ライ・ウィスキー3/4スイート・ベルモット1/4アンゴスチュラ・ビターズ1dash
ラム・ウィスキー40mlスイート・ベルモット10mlドライ・ベルモット10ml
アンゴスチュラ・ビターズ1dash
※カクテルの女王と呼ばれ、19世紀の半ばから世界の人々に飲み継がれてきた偉大なカクテルだけに様々な処方が行われている。ベースはライ・ウィスキーを使用する例が多いがバーボンを指定している例、ライ・ウィスキーまたはバーボンとしている例も見られる。一般的にはカナディアン・ウィスキー含めてアメリカン・タイプのウィスキーを使えばよい
カミカゼ「覚悟・あなたを救う」8月10日 シェイク
🍸ウォッカ3/4ホワイト・キュラソー1tspライム・ジュース15ml
ウォッカ30mlホワイト・キュラソー15mlライム・ジュース15ml
11〜20日
レモネード「キス」8月11日 ステア
🍸レモン・ジュース40ml砂糖3tspミネラル・ウォーター適量
※オレンジエード、ライムエードも同様の処方でつくる。
ブラック・ベルベット「忘れないで」8月12日 ビルド
🍸スタウト1/2シャンパン1/2
スタウト90mlシャンパン30ml
黒ビール1/2シャンパン1/2
※よく冷やしたスタウトとシャンパンを左右から同時に注ぐ
※ベルベットはビロードのこと。柔らかく上品な舌触り、喉越しを表現したカクテル名だ。
ジャマイカ・ジョー「格好をつけて」8月13日 シェイク
🍸ホワイト・ラム20mlティア・マリア20mlアドヴォカート20ml
グレナデン・シロップ1dash
※グレナデン・シロップ以外の材料をシェイクして、カクテル・グラスに注ぎ、
グレナデン・シロップを1dash沈めすりおろしたナツメッグを振りかける。
チチ「陽気にいこう」8月14日 シェイク
🍸ウォッカ30mlパイナップル・ジュース80mlココナッツ・ミルク45ml
ウォッカ45mlパイナップル・ジュース40mlココナッツ・ミルク30ml
フレッシュ・レモン・ジュース10ml
※Chi Chi(チチとは「粋な」、「スタイリッシュな」という意味のスラング。
フローズン・スタイルに仕上げる処方もある。
※ピニャ・コラーダはウォッカをホワイト・ラムに替えたカクテル。
テキーラ・サンセット「なぐさめて」8月15日 ブレンド
🍸テキーラ30mlレモン・ジュース30mlグレナデン・シロップ1tsp
ロングアイランド・アイス・ティー「希望」8月16日 ステア
🍸ジン15mlウォッカ15mlホワイト・ラム15mlテキーラ15ml
ホワイト・キュラソー2tspレモン・ジュース30ml砂糖1tspコーラ40ml
ドライ・ジン15mlウォッカ15mlホワイト・ラム15mlテキーラ15ml
ホワイト・キュラソー15mlレモン・ジュース30mlコーラ40ml
レモン・スライス1片レッド・チェリー1個
ミント・フラッペ「親密」8月17日 ビルド
ペパーミント・ミント・グリーン30〜40ml
フローズン・ダイキリ「美に酔いしれて」「人を感動させる力を秘めた品格者」
1月1日・8月18日 ブレンド
🍸ホワイト・ラム40mlライム・ジュース10ml砂糖2tsp
ホワイト・ラム40mlライム・ジュース10mlホワイトキュラソー1tsp
シュガー・シロップ1tsp
※世界的な文豪であるアーネスト・ヘミングウェイが愛飲したことで有名なカクテルの代表的なもの。
このカクテルにはリキュールを加えたりフレッシュ・フルーツを加えるなどさまざまなバリュエーションが生まれている。
フォールン・エンジェル「叶わぬ願い」8月19日 シェイク
🍸ジン3/4レモン・ジュース1/4ホワイト・ミント・リキュール2dash
アンゴスチュラ・ビターズ1dash
ドライ・ジン50mlレモン・ジュース10mlクレーム・ド・ミント・ホワイト2dash
アンゴスチュラ・ビターズ1dash
フォールン・エンジェルとは堕ちた天使のこと。
テキーラ・サンライズ「仲直り・修正・熱烈な恋」8月20日 ステア
🍸テキーラ45mlオレンジ・ジュース90mlグレナデン・シロップ2tsp
テキーラ30mlオレンジ・ジュース45mlグレナデン・シロップ15ml
オレンジ・スライス1片マラスキーノ・チェリー1個
※やはりテキーラをベースにしたサンライズというカクテルがある。
21〜31日
ピニャ・コラーダ「淡い思い出」8月21日
🍸ホワイト・ラム30mlパイナップル・ジュース80mlココナッツ・ミルク30mlカット・パイナップル1片マラスキーノチェリー1個
※Pina Coladaとはスペイン語でパイナップルの茂る峠のこと。
※ラムをウォッカに替えるとチチになる。チチも初期はラム・ベースだったのだが、ピニャ・コラーダに譲ってウォッカで作るようになった。
※バー・ブレンダーを使って、フローズン・スタイルに仕上げる処方もある。
スプリッツァー「真実」8月22日 ステア
🍸白ワイン60mlプレーン・ソーダ適量
ドライ・ワイン(白)90mlソーダ適量
※材料はいずれも冷やしておく。スプリッツァーの語源はドイツ語のシュプリッツェンからきている。
プレーン・ソーダなどを使って弾ける飲み物をシュプリッツェンと称したが、後にアメリカ風の発音になった。
バーテンダー「聞き上手」8月23日 シェイク
🍸ジン1/4フィノ・シェリー1/4ドライ・ベルモット1/4デュポネ1/4
オレンジ・キュラソー1dash
ドライ・ジン15mlシェリー15mlドライ・ベルモット15mlディポネ15ml
グランマニエ1dash
ビアー・フリップ「愛着」8月24日 シェイク
ポートワイン20ml卵白1/3個卵黄1個シュガー・シロップ2tspビール適量
ハリケーン「突然の出来事」8月25日 シェイク
ウィスキー15mlドライ・ジン15mlペパーミント・ホワイト15ml
レモン・ジュース15ml
イスラ・デ・ビノス「無防備」8月26日 シェイク
ホワイト・ラム45mlグレープフルーツ・ジュース45mlシュガー・シロップ1tsp
グレナデン・シロップ1tsp
ワイン・クーラー「あるがままの心で私を射止めて」8月27日 ステア
🍸ワイン90mlオレンジ・キュラソー15mlグレナデン・シロップ15ml
オレンジ・ジュース30ml
ロゼ・ワイン90mlオレンジ・ジュース30mlグレナデン・シロップ15ml
ホワイト・キュラソー10ml
※ワイン・クーラーにはこれといった一定の処方がない。ベースのワインも赤、白、ロゼいずれも使われる。要は好みのワインに果汁や清涼飲料水を加えた清涼感に満ちたカクテルをワイン・クーラーと称している。
カーディナル「優しい嘘」8月28日 ビルド
ワイン(赤)適量カシス10ml
カイピロスカ「明日への期待」8月29日 ビルド
ウォッカ60mlライム(刻んだもの)1/2個砂糖3tsp
カサブランカ「甘く切ない思い出」8月30日 ブレンド
ホワイト・ラム40mlパイナップル・ジュース60mlココナッツ・ミルク20ml
アンゴスチュラ・ビターズ1dashグレナデン・シロップ2dash
ジン&ビターズ「自戒」8月31日 ビルド
🍸ドライ・ジン60mlアンゴスチュラ・ビターズ3dash
※アンゴスチュラ・ビターズをシェリー・グラスに振り入れ、グラスを回して内側に満遍なくリンスする。余分なビターズを振り切り、冷やしたジンを注ぐ。
この場合、ジンは冷蔵庫でごく冷たく冷やしておくのが理想。
最近では、オールド・ファッションド・グラスを使い、ビターズをリンスした後氷を入れジンを注ぐオン・ザ・ロック・スタイルも多く見られる。